今日は5月19日。
ボクシングの日です。
日本プロボクシング協会が2010年に制定した日で、1952年のこの日、挑戦者・白井義男が世界フライ級チャンピオンのダド・マリノに判定勝ちし、日本初のボクシング世界タイトル保持者となったことを記念しています。
同時にプロ野球でいうところの名球会に相当する「プロボクシング・世界チャンピオン会」を結成した。
そんな5月19日の誕生花は、
「フレンチラベンダー」
というお花です。
今日はこのフレンチラベンダーについてご紹介します。
◆特徴
フレンチラベンダーとは、ストエカスラベンダー系と呼ばれるラベンダーの一種です。
年間を通して暖かく乾燥した環境で育つ多年草です。
花はとても特徴的で、細く伸びた茎の先端に稲穂状に花が付きます。
最大の特徴は花穂の先についた葉で、葉ではあるものの緑色ではなく、紫色や白い色をしています。
細長い花びらにも見えるこの葉ですが、これは苞葉(ほうよう)と呼ばれ、花穂を守るために葉が変異したものです。
4枚ほどの苞葉が花穂の先端についており、ウサギの耳のようにも見えます。
花色が豊富で、紫系、ピンク系、ブルー系、ホワイト系などがあります。
ラベンダーの中では暑さに強く夏越しがしやすい種類と言われ、育てやすいハーブとして知られています。
香りはやや弱いですが、花が散った後も苞葉が残り、長い期間鑑賞できます。
蒸れには弱いので、花後に切り戻しをして風通し良く育てると、毎年楽しむことができます。
◆花言葉
・私に答えてください
ラベンダーの花の清楚で心地よい香りに、気持ちを落ち着かせる効果があることからつけられています。
・豊香
ドライフラワーにしてから1年以上経っても、振ると立ちのぼるほど豊かな香りにつけられたそうです。
◆育てる際に気をつけたいこと
・育てる環境
フレンチラベンダーは、日光の良く当たる風通しの良い場所にて育てます。
梅雨の長雨にあたらない場所で管理すると、より長く美しく育てることができますが、庭植えもできます。
水はけが良く、かつ水もちの良い土を好みます。
市販の草花用培養土でも問題なく育ちますが、本来ラベンダーは弱アルカリ性を好み、人気が高く育てる人も多いので、最近ではラベンダー専用の用土も販売されています。
・水やり
地中海沿岸地方が故郷のラベンダーは、カラっとした暑さには強いですがじめじめとした空気は苦手です。
庭植えは、植え付けから1カ月間は3日おきくらいにたっぷりと水やりし、それ以降はあまりあげなくて大丈夫です。
鉢植えにした場合は、土の表面が乾いてから根元にたっぷり水をあげましょう。
・肥料について
フレンチラベンダーは、生育期にのみ追肥をあげる程度で問題ないです。
緩行性の肥料もしくは、液体肥料を薄めたものを月に一度程度あげましょう。
・病気と害虫
病気:うどんこ病
ほかのラベンダーと同様、うどんこ病にかかることがあります。
風通しの悪い環境で育ったときに、茎や葉が白い粉のようなものに覆われて、生育が鈍くなってしまう病気です。
害虫:アブラムシ
4月から5月に現れるアブラムシに注意します。
見つけ次第駆除します。
主な引用・参考元
・LOVEGREEN