今日は5月8日。
ゴーヤーの日と言われています。
1997年に沖縄県とJA沖縄経済連が制定。
「ゴー(5)ヤー(8)」の語呂合せと、沖縄県では5月を境にしてゴーヤー(ニガウリ)の出荷量が増えることにちなんでいます。
そんな5月8日の誕生花は、
「マツバギク」
というお花です。
今日はこのマツバギクについてご紹介します。
◆特徴
マツバギクは、南アフリカを原産とするハナミズナ科の多年草です。
名前に「キク」と付いていますが、菊の仲間ではありません。
日本へは明治のはじめに渡来したとされています。
葉っぱが松のように細く、菊に似た花を咲かせることから、「松葉菊」という和名が付けられました。
草丈は10~30cmと低く、地面をはうように生長します。
大きい株だと、幅100cm程になるものもあります。
開花時期は4月から6月で、晴れた日中は花を開き、夜や曇り、雨天時は花を閉じる特徴があります。
花色はピンクが最もよく目にしますが、品種改良によりたくさん増えています。
よく目にするピンクの他には赤、黄色、白、紫、オレンジなどがあり、ひとつの株でもたくさんの花をつけます。
花は5~6cmほどで、50枚ほどの細長い花びらがたくさん並んだ姿をしています。
マツバギク(松葉菊)という名前の由来の通り、菊に似た姿の花を咲かせます。
花びらは鮮やかなピンク色のものが主流で、やや光沢があります。
マツバギクの葉は多肉質で松の葉のように細くなっています。
茎は枝分かれをたくさんして木質化し、地上を横に這っていくのでグランドカバーとしてもよく利用されています。
◆花言葉
・心広い愛情
太陽に向かって咲き広がる花の姿に由来しています。
・怠惰
夜や天気の悪いときに花を閉じてしまう姿にちなんで付けられました。
◆育てる際に気をつけたいこと
・育てる環境
日照不足では花が咲きません。
強い日当たりを好むので、日当たりの良い戸外に置いて育てましょう。
加えて水はけのよいことが栽培条件で、多湿による蒸れには弱いため、石垣の上や石組みの間、ロックガーデンなどに向きます。
ランプランサス属は-5℃以下にならないところで育てます。デロスペルマ属は寒冷地の露地でも育てられます。
・水やり
庭植えではほとんど必要ありません。
鉢植えでは、用土が完全に乾いたら、たっぷりと水を与えます。
雨水だけでも十分ですが、生育、開花のためには水分を必要とし、極端に乾燥すると生育が止まります。
・肥料について
庭植えではほとんど必要ありません。
鉢植えの場合、花つきをよくするために、春と秋に緩効性の固形肥料をそれぞれ1回、あるいは液体肥料を春と秋に3~4回施します。
・病気と害虫
病気:べと病
風通しよく乾燥気味に育てていれば心配ありませんが、まれに密植や過湿が原因で起こるべと病が発生します。葉っぱに汚れたような斑紋ができて、それがどんどん広がっていきます。みつけたらすぐに殺菌剤を撒き、そのような葉っぱは集めて燃やしてしまいましょう。
害虫:アブラムシやカイガラムシ
見つけたら殺虫剤ですぐに駆除します。
アブラムシはテープで貼りつけて取り除き、カイガラムシは歯ブラシでこすり取るという方法があります。
主な引用・参考元
・GreenSnap