今日は5月7日。
コナモンの日だそうです。
コ(5)ナ(7)モンの語呂合わせと、コナモン製品愛好家団体・日本コナモン協会が2003(平成15)年5月7日に設立されたことから、同協会が記念日に制定しました。
なおコナモンとは、「粉」を使った食品のことで、たこ焼き、お好み焼きなどを指します。
そんな5月7日の誕生花は、
「リビングストンデージー」
というお花です。
今日はこのリビングストンデージーについてご紹介します。
◆特徴
リビングストンデージーは、南アフリカに分布するハマミズナ科クレレツム属の一年草です。
名前は、デージーに似た花であることと、リビングストンという探検家からつけられたとされています。
南アフリカ原産の植物は観賞用として多数栽培されていますが、中でも本種リビングストンデージーは、最も有名で世界中に導入されている植物となっています。
日本へは昭和10年頃に入ってきたそうです。
日が当たると一斉に大きく花開き、色とりどりでまばゆいほど。
花はマツバギクに似ていますが、より華やかな印象の花姿です。
中心部が濃く、コントラストもはっきりしています。
花径は5~6cm、1輪は数日間開閉を繰り返します。
花色が豊富で、春の比較的ポピュラーな花になっています。
茎は分枝しながら地面を這うように広がります。
厚みのある葉の表面には多数の小さな突起があり、光って見えます。
春の花壇やコンテナを彩る花として、3月ごろから苗が多く流通します。
タネからの栽培も容易で、早く成長します。
本種はマツバギクと同じメセンの仲間で、以前はメセンブリアンセマム属(Mesembryanthemum)に分類されていました。
学名(種小名)のベリディフォルミスは「ヒナギクのような花」という意味です。
◆花言葉
・瞳の輝き
太陽の日差しを受けて開くと、中心が白いピンクやオレンジ、黄色などの輝くような光沢をもつ花の美しさからつけられました。
・賑やかな人、華やかさ
一重の花にしては花びらの枚数が多く、花が重なり合うようにたくさん咲くことからつけられたそうです。
◆育てる際に気をつけたいこと
・育てる環境
温暖で日当たりのよい環境を好みます。冬は凍らないように管理します。
また、高温多湿や乾燥に弱く、初夏に気温が上がってくると株は枯れます。
水はけが悪いと根腐れしやすいので、水はけがよく、しかも乾燥させないことが大切です。
・水やり
多肉質ですが、一般の草花と同様に、生育開花には十分な水分を必要とし、乾燥させると株が弱くなります。
用土が乾き始めたらたっぷりと水を与えます。
・肥料について
タネが発芽して本葉が出てきたら、月に3~4回液体肥料を施します。
苗が大きく育ち、花壇やコンテナに植えつけてからは、粒状の化成肥料などを株のまわりにまいておくとよいでしょう。
・病気と害虫
病気:灰色かび病
日当たりと水はけのよいところであれば、病気はほとんど見られません。
しかし、湿度が高いと灰色かび病が発生します。
害虫:アブラムシ、ヨトウムシ、ナメクジなど
被害を見つけしだい防除します。
ただ、あまり害虫の被害に悩むことは多くはありません。
主な引用・参考元
・みんなの趣味の園芸