今日は4月24日。
日本ダービー記念日だそうです。
1932年のこの日、目黒競馬場で日本初のダービーが開催されたことにちなんでいます。
イギリスのダービーステークスに倣って企画されたもので、19頭が出走し一番人気だったワカタカが優勝しました。
そんな4月24日の誕生花は、
「カルセオラリア」
というお花です。
今日はこのカルセオラリアについてご紹介します。
◆特徴
カルセオラリアは、巾着草の名前で親しまれるキンチャクソウ科の植物です。
主な原産地はチリ、メキシコ、ペルー、ニュージーランドなど。
日本では一年草として扱われていますが、雨風に当たらない温室栽培であれば多年草として育てることもできます。
冬や夏を越せる多年草系の品種や、低木種もありますが店頭で見かけることは少ないです
巾着草の名前の由来でもある、袋状の花の形がユニークでおもしろい植物です。
カルセオラリアという名前は、ラテン語で小さな靴やスリッパを意味する「カルセオルス」から付けられたという説と、イタリアの植物学者「F.Calceolari」の名に由来しているという説があります。
花色は黄色や黄色に赤い斑点の入った2色咲きタイプなどがよく出回っています。
株はこんもり育ちまとまりやすく、鉢植えで育てられることが多い植物です。
品種改良が盛んに行われており、細かく分類すると400種程が存在するそうです。
◆花言葉
・私の伴侶に、援助
カルセオラリアの花の形が、お金が入っているお財布(巾着)の形をしているため、カルセオラリアがお金を連想させることが由来とされています。
◆育てる際に気をつけたいこと
・育てる環境
日当たりがよく、温暖で乾燥した気候を好みます。
生育適温は10~20℃くらいで、寒さや高温多湿に弱いものが多く、通常は雨よけや防寒のできる温室栽培となります。
秋まき一年草として扱われますが、多湿に注意すれば、多年草として数年間育てることは可能です。
・水やり
茎葉が茂るものの根の量が少なく、根が細いので、水はけを良い状態を維持しながら、乾燥させないように注意します。
用土が乾き始め、葉が少ししおれるようになったら株元にたっぷり水を与えます。
・肥料について
薄い液体肥料を回数多く施すのがポイントです。濃度が高いと根を傷めます。タネまき後に本葉が開いたら、規定より薄い液体肥料を週に1回ほど施します。夏越しさせる場合、5月以降は施しません。
・病気と害虫
病気:灰色かび病
多湿で風通しが悪いと灰色かび病が発生しやすいです。
開花中の鉢物を購入した際は、雨に当てないようにし、水は株元に与えるようにします。
害虫:ハダニ、アブラムシ
ハダニやアブラムシがつくことがあります。
いずれも繁殖速度が早いので、見つけた際にはなるべく早めの対応が必要です。
主な引用・参考元
・みんなの趣味の園芸