3月

3月29日の誕生花〜ワイルドストロベリー〜

今日は3月29日。
マリモの日だそうです。
これは1952年3月29日に、北海道阿寒湖のマリモが国の特別天然記念物に指定されたことから制定されたそうです。

そんな3月29日の誕生花は、
「ワイルドストロベリー」
というお花です。

今日はこのワイルドストロベリーについてご紹介します。

目次
◆特徴
◆花言葉
◆育てる際に気をつけたいこと

◆特徴

ワイルドストロベリーとは、バラ科オランダイチゴ属に分類される植物です。
常緑多年草のハーブの一種であり、原産地はヨーロッパやアジアですが、現在は世界各地に自生していて、日本では北海道で野生化しています。

草丈は10~20㎝で、一般的に食用にされているオランダイチゴを小さくしたような見た目をしています。
開花時期は4~6月、もしくは9~10月の穏やかな時期です。
花色は白色で、可愛らしい印象となります。
花後には果実が付き、一般的には赤いコロンとした実が付きますが、中には白い身を付ける珍しい種類もあります。

ワイルドストロベリーは野イチゴの一種で、可愛らしい花を楽しめ、実が食べられる、さらには葉がハーブティーとして楽しめるなど、生活の中でも活用しやすい植物です。
とても生命力が強く、ガーデニング初心者の方でも比較的育てやすい植物です。
実がなる植物の中でも特に育てやすいものをとお探しの方におすすめなのが「ワイルドストロベリー」です。

◆花言葉

・幸福な家庭

ワイルドストロベリーが親株からたくさんの子づるを伸ばして実を付ける様子が、家族が形作られる姿と似ていることにちなんでつけられたとされています。

・尊重と愛情

イチゴが聖ヨハネと聖母マリアに捧げられ、二人とものシンボルとなっているキリスト教の信仰に由来しているそうです。

◆育てる際に気をつけたいこと

・育てる環境

日当たりと水はけが良い環境であればあまり場所も選ばず、石組みの間やコンクリートのわずかなすき間でも育つほどです。
日陰や湿地では生育が悪く、実もつきません。

・水やり

生育には十分な水が必要です。
水はけを良くすることも大切ですが、水やりを忘れて乾燥が続くと、葉が枯れやすくなってしまいます。
用土が乾き始めたらたっぷりと水を与えましょう。

肥料

肥料分の少ないやせ地でも良く育ちます。
肥料分の多い土地では葉が大きく茂り、かえって見栄えが悪くなることも。
庭植えではほとんど肥料は必要ありません。
鉢植えでは、3月から5月、9月から11月ごろに、月1回置き肥をするか、月3回くらい液体肥料を施します。

・病気と害虫

病気:灰色かび病、うどんこ病

灰色かび病、うどんこ病が発生することがあります。
日当たり、風通し、用土の水はけをよくして予防します。

害虫:アブラムシ、ハダニ

アブラムシがつくので、早めに防除します。
乾燥するとハダニがつきやすく、ときどき葉の裏にも水をかけておくと予防になります。

その他:さまざまな昆虫類や野鳥

果実が実るころには、さまざまな昆虫類の食害を受けやすくなります。
野鳥も果実を食べますので、ネット等で覆って防ぐのも良い方法です。


主な引用・参考元