新型のiPhoneやWatchが出たりOSアップデートがたくさんあったり慌ただしい9月の終わりですがいかがお過しでしょうか?
このうちの一つで今週より始まったMojaveへのアップデートですが、皆様はもうお試しになられたでしょうか?
私はまだアップデートしたばかりではありますが、非常に動作が安定して見た目もダークモードのお陰で大分変わったように感じます。
個人的には文字入力の際にたまに虹が出て固まっていたのですが、それがほとんど見かけなくなったことが一番の収穫でしたね。
今回はMojaveでどんな機能が加わったのかを簡単にまとめてみたいと思います。
結構iOSからの移植機能が多いような気がしますが、そっちに合わせる方向に今後は向かっていくのでしょうか…
1.ダークモード
今までMacといえば白基調の明るいウィンドウ枠でした。
しかし、今回のMojaveからはここにダークモードという黒基調の暗めのウィンドウ枠が加わりました。
白基調の枠が設定出来なくなった訳ではなく、アップデート直後にライトとダークのどちらを使うか聞いてくる他、
「システム環境設定」の「一般」の項目から設定が可能です。
2.スタック
簡単に言ってしまえばデスクトップの整理機能です。
Macがバラバラになったデスクトップアイコン等を自動的に並べ替えてまとめてくれる機能です。
Finderのメニューバーから「表示」→「スタックを使用」と選択することで使用出来ます。
私は思い通りにならないと嫌なのでほとんど使わなそうですが…
3.Finderの強化
今回のアップデートで大きめのプレビューを見ながらファイルを視覚的に探すことができる詳細表示に対応しました。
Finderの画面で写真を探す時に一層便利になりました。
撮影した写真のメタデータも一緒に表示してくれるので撮影した環境が一目で分かります。
4.クイックルック
デスクトップ等に置いている写真の簡単な編集を助ける機能です。
編集したい写真を選択して、スペースバーを押すとプレビュー画面が表示されます。
その後、ウィンドウの上のメニューよりトリミング等の編集をすることが出来ます。
5.スクリーンショット機能の充実
Shift+Command+5
を押すとスクリーンショットの撮影画面へ移ります。
オプションバーが表示され、どのようにスクリーンショットを残すかを選択できるようになりました。
選択範囲のみ撮影したり、画面全体を撮影したりと言った詳細設定を選択できます。
6.iPhoneとの連係カメラ
この機能を用いるとiPhoneのカメラが自動的に立ち上がり、そこで撮影した画像がMacに保存できるという機能です。
ここで撮影した写真はiPhone本体には保存されず、ただ撮影にiPhoneを使うという機能。
認証せずに撮影することが出来ますので手間がほとんどありません。
ちなみにiPadも撮影に使用出来ます。
7.キーボード入力を自動で英単語表記にする機能に対応
日本人専用機能で、英語をカタカナ表記にしたものありますよね?
例えばウォッチ、キーボード、イヤホン等。
これらをそのまま入力すると変換候補に英単語となって出てくるようになりました。
ウォッチならWatch、キーボードならkeyboard、イヤホンならearphoneと変換候補に出てきます。
スペルが曖昧な時に地味に便利な機能。
8.ボイスメモへの対応
iOSならもう馴染みのあるボイスメモ機能です。
こちらに慣れている方なら違和感なく使えるボイスレコーダーです。
録音、編集内容がクラウドで管理されるようで、iPhoneやiPadで録音したものをMacで編集ということがより簡単に出来るようになりました。
9.Safariのプライバシー強化
SafariがCookieの使用可否を頻繁に尋ねてくるようになりました。
追跡防止機能がさらに強化され、例えばSNSサイトが外部のサイトでの行動を追跡しようとしている場合に可否を尋ねます。
広告主がターゲットを決める際の導線追跡をさせない機能でしょうか?
個人的には良いけど、EC関係者には痛いアップデートになるかもしれませんね。
10.Mac App Storeのリニューアル
よりiOSライクなストア画面に生まれ変わりました。
目的に応じて探しやすくなり、シンプルなものとなりました。
画像引用:
Apple HP
macOS Mojave introductionより