今日は2月26日。
二・二六事件の日です。
1936年のこの日、陸軍の皇道派の青年将校が、対立していた統制派の打倒と国家改造を目指し、約1500名の部隊を率いて首相官邸等を襲撃した事件です。
内大臣・大蔵大臣等が殺害され、永田町一帯が占拠されました。
そんな2月26日の誕生花は、
「リムナンテス」
というお花です。
今日はこのリムナンテスについてご紹介します。
◆特徴
リムナンテスは、北アメリカ原産のリムナンテス科リムナンテス属の一年草です。
名前は、ギリシャ語の「limne(沼)」と「anthos(花)」という言葉から付けられました。
これは、リムナンテスが沼の近くに生える花であることが由来になっています。
葉は羽状複葉で、小葉には細かい切れ込みがあり、互生します。
茎は株元から多数の茎を出して横に広がり、草丈10cmから20cm程に成長します。
花期は4月から6月で、分枝した茎の葉の付け根から細く長い花柄を伸ばし、花径2cmから3cm程度の花を咲かせます。
花は5枚の花弁を持ち、花弁は中心部が黄色く、縁に白い覆輪が入ります。
この配色が卵を連想させることから、ポーチドエッグプランツの英名を持ちます。
基本種の花色は黄色と白色の複色ですが、黄色、白色の品種もあります。
耐寒性秋まき一年草で、秋に種を蒔いて苗を育て、他の草花との寄せ植えや、ハンギングバスケットの材料として使ったりなど、春のガーデニングにも重宝します。
アメリカでは、種子から化粧品用の油をとるために栽培されているようです。
◆花言葉
・愉快な気分
リムナンテスの花のいろが明るく、見ている人を陽気な気分にしてくれることが由来となっているようです。
◆育てる際に気をつけたいこと
・育てる環境
日当たりの良い場所が適しています。
また、春に暖かくなると枝葉が茂って密生してくるので株が蒸れないように風通しの良い場所を選ぶことも大切です。
特に日照不足は生長や花付きに大きく影響するので注意が必要です。
耐寒性は強いので特に防寒を行う必要はありませんが、霜の被害が心配な場合は軽い霜よけを行います。
すでに草花が育っている土なら問題なく育ちます。
鉢植えの場合は、草花用の培養土が適しています。
・水やり
地植えの場合は、根付いてしまえば水やりの必要はありません。
鉢植えの場合は、土の表面が乾いたらたっぷりとを目安に水やりをします。
・肥料について
3月頃から開花時期にかけて液体肥料を2週間に1回与えます。
肥料は少量でかまいません。
・主な病害虫
春先から芽やつぼみにアブラムシが発生することがあるので、薬剤散布で駆除・予防します。
主な引用・参考元
・ヤサシイエンゲイ