10月

10月21日の誕生花〜テロペア・スペキオシッシマ(ワラタ)〜

今日は10月21日。
あかりの日だそうです。
1879年10月21日にトーマス・エジソンが京都産の竹の繊維を炭化させたフィラメントを用いて白熱電球を完成させたことにちなんで、日本電気協会・日本電球工業会など4団体が1981年に制定しました。
あかりのありがたみを認識する日としています。

そんな10月21日の誕生花は、
「テロペア・スペキオシッシマ」
というお花です。

今日はこのテロペア・スペキオシッシマについてご紹介します。

目次
◆特徴
◆花言葉
◆育てる際に気をつけたいこと

◆特徴

Telopeaspeciosissima

テロペア・スペキオシッシマは、オーストラリア原産のヤマモガシ科テロペア属の常緑低木です。
ギリシア語で「遠くから見える」の意味のテロポスという言葉から由来された学名のテロペアで呼ばれることもありますが、先住民のアボリジニの言葉で「赤い花の木」の意味のワラタという名前が一般的です。
なお、スペキオシッシマは、大変華やかなという意味だそうです。

直立して高さが3m程にもなります。
葉は革質で大きく、長い楕円形で互い違いに生え、裏面には短く硬い毛が生えます。
枝先に筒状の赤い花が重なり合って球形になった花径10cm程の大きな花を咲かせ、その周りは赤色の総苞片に包まれます。
開花時期は4月から5月で、厚物咲きのキクを思わせるような花姿が特徴的です。

オーストラリアでは切り花用としてよく栽培されているようで、日本でも輸入切り花として人気があり、目にする機会も多くなっています。
花保ちもよく丈夫でドライフラワーになるのでフラワーデザインではスワッグの花材としても人気のある切り花です。

◆花言葉

・どこにいても目立つ人

花名の由来でもある遠くから見えると大変華やかを合わせると、遠くから見える大変華やかな花となります。
このことにちなむ花言葉とされています。

◆育てる際に気をつけたいこと

・育てる環境

日当たりと水はけの良い場所を好みます。
過湿・乾燥を嫌うため、夏は西日を避け半日陰に移してください。
梅雨時や長雨が予想されるときは雨の当たらない場所に移します。

・水やり

・肥料について

オーストラリア原産の樹木で、リン酸系の肥料を好みません。
施肥は花後に与えるとよいですが、リン酸系を含まない肥料を少量与える程度にしてください。

・主な病害虫

特筆すべき病害虫はないです。


主な引用・参考元
365花撰