今日は2月19日。
プロレスの日だそうです。
1954年のこの日、日本初のプロレスの本格的な国際試合、力道山・木村政彦組対シャープ兄弟の試合が開催されたことに由来しています。
そんな2月19日の誕生花は、
「ユーフォルビア・フルゲンス」
というお花です。
今日はこのユーフォルビア・フルゲンスについてご紹介します。
◆特徴
ユーフォルビア・フルゲンスは、メキシコ原産のトウダイグサ科ユーフォルビア属の半常緑から常緑の低木です。
名前の由来は、「ユーフォルビア」が古代北アフリカのマウレタニアの王ユバの侍医エウポルボスにちなみ、「フルゲンス」はギリシア語で「輝く、光沢のある」という意味をそれぞれ持ち、花姿からこの名前がついたとされています。
英名ではscarlet plume(スカーレット・プルーム)と呼び、「緋色の羽根飾り」という意味を持ちます。
短日植物で日照時間が12時間より少ないと花芽が形成されます。
開花時期は11月から1月頃で、赤、オレンジ、白、ピンク、黄色の花を咲かせます。
花のように見える小さい苞がたくさんついていることが特徴で、ポインセチアの仲間であることも頷けます。
しだれるように咲く花姿が印象的で、一つひとつの花は小さいですが独特な存在感があります。
ユーフォルビア属の特徴は、茎葉を切ったときに白い液体「ユーフォルビン」を分泌することです。
これには炭化水素系のテルペン類が含まれ、植物によって強弱はありますが有毒だそうです。
触ると手がかぶれる人もいるそうです。
花持ちが良く、切花としても重宝されます。
時期的にも色合いもクリスマスのギフトとして贈られることもあるようですよ。
◆花言葉
・協力を得る
脇役に見られがちなフルゲンスですが、しなやかに弧を描いた枝に鮮やかな花姿は、アレンジメントを華やかにさせ他の花を支えてくれます。
このような役割から花言葉がつけられたようです。
◆育てる際に気をつけたいこと
・育てる環境
半日陰で湿気のある暖かい環境で育つ低木植物です。
寒さに弱いため、鉢植えか温室栽培が適しています。
・水やり
土が乾燥したら、水をたっぷりと与えます。ただしやりすぎは良くないため、水は控えめにします。
生育期は、水やりは午前中にし、夏は葉焼けなどが起きるため夕方以降に行います。
冬は室内に入れて、暖かい日中に水やりを行います。
・肥料について
植え替え時の元肥と生育期の追肥です。
元肥には緩効性肥料を与え、追肥には液体肥料を2、3週間に1度、少量を与えます。
・主な病害虫
アブラムシ、カイガラムシ、オンシツコナジラミなどがつきます。
アブラムシは新しい芽を食い尽くしてびっしりとつきます。
カイガラムシは、葉や茎について株を弱らせます。
オンシツコナジラミは、葉の裏をよく見るとついていることがあります。
早めに薬剤で駆除するか、歯ブラシなどでこそげ落しましょう。
主な引用・参考元
・GreenSnap