今日は12月22日。
労働組合法制定記念日です。
1945(昭和20)年のこの日、「労働組合法」が公布されたことにちなみます。
「労働組合法」は、労働者の団結権・団体交渉権・団体行動権等の保障について定めた法律で、「労働基準法」「労働関係調整法」とともに「労働3法」と呼ばれています。
そんな12月22日の誕生花は、
「ポインセチア」
というお花です。
今日はこのポインセチアについてご紹介します。
◆特徴
ポインセチアは、メキシコ原産のトウダイグサ科トウダイグサ属の常緑低木です。
19世紀に、アメリカの初代メキシコ公使J・R・ポインセットによりポインセチア発見します。ポインセットは植物学者でもあり、アメリカへと持ち帰り品種改良したことで世界中に広まっていきました。その功績が讃えられ、彼の名前にちなんで「ポインセチア」と名付けられることになりました。
日本には明治時代頃に持ち込まれ、大酒飲みで赤い顔が特徴な伝説の動物・猩々(しょうじょう)に似ていることから猩々木(ショウジョウボク)と名づけられました。
なお、原産地ではノーチェ・ブエナ(聖夜)と呼ばれているようです。
赤く色付いた花に見える部分は苞で、その中央に小さく黄色に集まった部分が花です。
花の周りの苞は生育期の夏の間は緑色をしています。
日照時間によって色づく性質のため、10月頃から短日処理という育成方法で段ボール箱などを被せ16時くらいから12時間真っ暗になる環境を作ってやると、12月頃に葉を赤くすることができます。
赤と緑が特徴的なポインセチアは、クリスマスの定番の植物として冬になると多くのお店で飾られ、街を彩ります。
花屋さんや園芸店で鉢植えのポインセチアが出回るのもこの時期です。
日本では鉢植えで育てる事が多く草丈も低く小さなサイズですが、本国メキシコのポインセチアは、地植えで数メートルの高さもあり野趣あふれる樹木です。
◆花言葉
・私の心は燃えています
苞葉の燃えるように鮮やかな赤を表現した花言葉です。
・祝福する、幸運を祈る
赤と緑のクリスマス・カラーからつけられたようです。
赤い苞葉がキリストの血の色を、緑の葉が永遠の命と神の永遠の愛を表現しています。
◆育てる際に気をつけたいこと
・育てる環境
冬に入手した開花株は、日当りのよい室内に置きます。
寒さに弱いので最低温度10℃を保ちますが、暖房器具の温風が直接当たらないようにしてください。
5月から9月は屋外で管理し、日によく当ててください。
・水やり
乾燥に強いものの、過湿を嫌います。
水を与えすぎず、乾かし気味に管理するのが長く楽しむコツです。
冬に土が湿っているのに葉がしおれていることがあります。
この場合は寒さのためにしおれているので、あわてて水を与えずに、暖かい場所へ移動させてください。
2月から5月に新芽が出始めるまでは生育を休止して水を吸わなくなりますので、特に乾かし気味にします。
・肥料について
5月から7月は液体肥料を施し、8月から10月に緩効性化成肥料を施します。
・主な病害虫
オンシツコナジラミが通年発生します。
室内で管理していると葉裏に発生しやすく、風通しをよくすると発生しにくくなります。
アブラムシは通年、新芽に発生します。
カイガラムシは通年、茎や葉のつけ根に発生します。歯ブラシなどでこすり落とします。
主な引用・参考元
・みんなの趣味の園芸