12月

12月3日の誕生花〜ベージュ系バラ(マロンなど)〜

今日は12月3日。
妻の日だそうです。
1年間の妻の労をねぎらう日で1995年に凸版印刷によって制定されました。
日付は1年の最後の月である12月と、感謝を表す「サン(3)クス(Thanks)」の語呂合わせに由来します。

そんな12月3日の誕生花は、
「ベージュ系バラ」
というお花です。

今日はこのベージュ系バラについてご紹介します。

目次
◆特徴
◆花言葉
◆育てる際に気をつけたいこと

◆特徴

beigerosa

バラはお祝いや記念日、恋人へのプロポーズなど様々なシーンにおいてプレゼントとして重宝されているお花の一つです。
思わず目を奪われてしまうような、その華やかで美しい姿はいつの時代も変わることはありません。

バラというと赤やピンクを想像することが多いですが、最近は茶系やアプリコット系など、淡い花色のものも出回るようになってきました。
特に大人っぽいこのベージュ系バラは、フラワーデザイナーやガーデンデザイナーなどに大人気です。
バラは派手すぎるからと敬遠しがちな人でも、意外と使いやすいのが魅力といえます。
ちなみにベージュとは、染めてない羊毛の地の色という表現をするそうで、極めて薄い黄色または茶色のことを指すようです

淡い色合いが特徴のベージュ系バラですが、赤やピンクなどの一般的な色合いの品種に比べて全体的に萎れやすかったり、枯れやすかったりするようです。
バラを店頭で選ぶ際、下記の点に注意すると比較的長く切花でも楽しむことができます。

◆店頭での質の高いバラの見分け方

花弁と葉の色ツヤ、茎の長さ太さがしっかりしているもの

花びらにシミがあったり、葉がぐったりしているものは、栄養不足や、切ってから時間が経過しているものが多いです。
色つやがよくシャキっとしていることは質の高いバラの絶対条件です。
ただベージュ系のように色合いだけだと判別をつけにくい品種もあるので注意が必要です。
また、茎が長くて太いことも栄養をしっかり吸収してよく育ったバラであるこも大切なポイントです。茎が長く伸びてから切ったバラは、市場での等級の評価にも反映されています。

花弁の数が多いものを選ぶ

同じ品種でも、生産者や時期によってバラの花弁の多さが多いものとそうでないものがあります。

茎に必要以上に傷がないものを選ぶ

生花店でバラのトゲを取る際に、傷がつきすぎると、茎を痛めることになり、花の鮮度に悪影響を及ぼす場合があります。

◆花言葉

・成熟した愛

赤やピンク、オレンジなどの発色が強い色でない、淡く上品な色合いのベージュ系バラ。
主張の強くないこの色合いからつけられた花言葉ではないでしょうか。

◆育てる際に気をつけたいこと

・育てる環境

生育期はなるべく日当たりと風通しのよい場所で栽培します。
庭植えの場合は、肥よくで水はけがよければ、土質は特に選びません。
もしも上のような条件を満たしていない場合は、堆肥などを多めにすき込み(1株当たり10~15リットル)、土壌改良をします。

・水やり

鉢植えは、年間を通して鉢土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。
庭植えは、真夏などに雨が少なく乾燥する場合のみ、たっぷりと与えます。

・用土について

水はけがよく、有機質に富んだ土が適します。
ブレンドする場合は、赤玉土(小粒):堆肥=7~6:3~4の割合で混合します。
市販のバラ専用用土を用いてもかまいません。

・植えつけ&植え替え

大苗は11月から2月、新苗は5月から6月、鉢苗は真夏以外のいつでも行えます。
鉢植えの場合は、なるべく1年に1回の割合で12月から2月の間で植え替えをし、部分的もしくは全ての土を新しくします。

・主な病気

風通しが悪い場所では、うどんこ病が発生しやすくなります。


主な引用・参考元
みんなの趣味の園芸