今日は11月3日。
ゴジラの日です。
シリーズ第1作が1954年のこの日に公開されたことにちなみ、2017年に東宝によって制定されました。
そんな11月3日の誕生花は、
「ハツコイソウ」
というお花です。
今日はこのハツコイソウについてご紹介します。
◆特徴

ハツコイソウは、オーストラリア原産のクサトベラ科レケナウルティア属の常緑低木です。
本来は砂漠地方に自生しているため乾いた場所を好み、高温多湿が苦手です。
蒸れで株が弱り、長雨に当たると花が傷んでしまいます。
寒さにも弱く、日本の気候で毎年花を咲かせることがやや難しい植物です。
日本に来たのは1970年代で、ハツコイソウという名前はその可憐な花姿から販売業者がつけた名前だそうです。
正式には学名のレシュノルティアと呼びますが、ハツコイソウという名前の方が一般的に知られています。
常緑低木のため、最初はひ弱そうな茎も次第に木質化していきます。
小さな2枚の花びらと大きな3枚の花びらを持つ、花径1~2cmほどの花を可憐に咲かせます。
その咲く姿はまるで蝶が飛んでいるように見えます。
開花時期は10月頃から翌年の5月頃までと、長く花を楽しむことが出来るのが特徴の一つです。
花色はとても豊富で、黄色やオレンジ、白、青、空色、パステル調など多彩です。
蝶が飛んでいるような可憐な花とやや灰色がかった繊細な葉が魅力的な植物。
寒さや高温多湿に弱いので、日本では鉢植えで育てることが多いです。
◆花言葉
・淡い初恋
花の名とやさしいパステルカラーの愛らしい花の姿からきているようです。
・秘密
蝶のようにやさしくか弱そうに見える花が晩秋から春まで長い間咲き続けるところからつけられた花言葉です。
◆育てる際に気をつけたいこと
・育てる環境
鉢植えは、通年、日当たりのよい戸外で管理し、冬の間は霜よけを行います。
鉢が凍結するおそれがある場合は、室内に取り込んで日当たりのよい場所で管理します。
高温多湿に弱いので、特に梅雨時は雨の当たらない、風通しのよい棚の上などに置きます。
日照時間が短くならないと花芽をつけない品種が多いため、秋から春にかけては遅くまで照明がついている場所に置くことは避けてください。
庭植えにはあまり向いていません。
・水やり
鉢植えは用土の表面が乾いたらたっぷり与えます。極端に乾燥させると枯れるおそれがあるので、乾き具合をこまめに確認しましょう。過湿にも弱いので、受け皿に水をためてはいけません。
・肥料について
春から秋(真夏を除く)に液体肥料を施します。
・主な病害虫
10月から5月の開花期に灰色かび病が発生しやすいです。
発生を防ぐため、花がらをこまめに取り除きましょう。
主な引用・参考元
・みんなの趣味の園芸