今日は7月2日。
うどんの日だそうです。
香川県生麺事業組合が制定した記念日です。
讃岐地方の農業を営む家庭では、半夏生のころの田植えが終わった労をねぎらう為に、うどんを打って食べる風習があり、この風習にちなむものです。
そんな7月2日の誕生花は、
「イングリッシュラベンダー」
というお花です。
今日はこのイングリッシュラベンダーについてご紹介します。
◆特徴
イングリッシュラベンダーはスペイン北部が原産のシソ科ラベンダー属の多年草です。
別名「真正ラベンダー」「コモンラベンダー」と呼ばれるラベンダーの一種になります。
多くの種類があるラベンダーですが、中でも特に香りが良く、最も知られているのがこのイングリッシュラベンダーです。
他品種より寒さに強く、その強さは北海道でも栽培が可能な程です。
一方、ラベンダー全体の傾向として高温多湿に弱い面もあります。
地植えの場合は土を盛り上げて、水はけをよくしましょう。
地中海原産なのにイングリッシュラベンダーと付けられているのは、イギリスのように冷涼な気候の土地で自生しているから。
見た目や香りの違いから5品種に大別されるラベンダーの中で「アングスティフォリア系」に属します。
開花時期は5月から6月頃で、すっと華奢な茎の先に粒々を固めたような花穂を付けます。
香りが良く、ハーブとして昔から愛用されているのは、このイングリッシュラベンダーです。
発芽率があまりよくないので、苗で購入するのが一般的です。
挿し芽で増やすこともできます。
◆花言葉
・沈黙
香りをかぐと、精神が安定し、イライラが落ち着く、リラックスするとされています。
この精神安定の効果が由来してつけられました。
・誘惑
イングリッシュラベンダーは香りが強い特徴があります。
この強い香りで、他を魅了する様子から付けられた花言葉のようです。
◆育てる際に気をつけたいこと
・育てる環境
日当たりが良く、風通しの良い場所で育てましょう。
また、高温多湿に弱いので、夏場の管理に注意が必要です。
・水やり
乾燥した土壌をより好みます。
鉢の表土が乾いて完全に乾燥してきたら、水を上げるようにします。
庭で育てる場合には基本的に水やりは必要ありません。
加湿に弱いため、梅雨場の長雨などに気をつけておきましょう。
・肥料について
肥料がなくてもイングリッシュラベンダーはよく育ちます。
逆に肥料を与えすぎると樹形が崩れることもあるため、通常は肥料なしで育ててください。
肥料を与える際には3月から7月の間だけ緩効性肥料を与えます。
・病気と害虫
病気:うどんこ病
風通しが悪いと発生しやすいです。
うどんこ病になると白い粉が付着したように見えます。
症状が確認できたらすぐに殺菌してください。
害虫:アブラムシ
春になると発生することがあります。
増える前に殺虫剤などで退治します。
主な引用・参考元
・HORTI by GreenSnap