今日は5月18日。
サロンパスの日と呼ばれています。
外用鎮痛消炎剤「サロンパス」を手がけ、貼る治療文化を世界へ届ける「久光製薬株式会社」が制定した日です。
「コ(5)リを癒(18)す」の語呂合せからこの日になりました。
そんな5月18日の誕生花は、
「キバナコスモス」
というお花です。
今日はこのキバナコスモスについてご紹介します。
◆特徴
キバナコスモスとは、キク科に属する一年草です。
コスモスの仲間であること、花の色が黄色やオレンジしかなかったことから「キバナコスモス」と呼ばれるようになりました。
学名ではCosmos sulphureusと表記しますが、これはスルフレウスに黄色の意味があり、濃い黄色の花を咲かせるためです。
コスモスとはかなり違った印象を受けます。
また、コスモスより葉幅が広く、耐暑性があり、メキシコの自生地でもコスモスより標高の低いところに住み分けて分布しています。
原種は草丈が1m以上になり、やや短日性です。
一方園芸品種は草丈が低いですが、日長に関係なく開花します。
黄色系しかなかったキバナコスモスですが、橋本昌幸氏により初めて赤花の品種サンセットが育成されました。
その後はディアボロなど次々と品種が生まれ、彩りも豊かになり、夏秋花壇の植え込みには欠かせないものとなっています。
草丈が低くコンパクトな草姿で花つきもよいので、コンテナ植えにも使いやすいです。
特に弁数の多いセミダブルの品種はボリューム感があります。
性質が強く放任でもよく咲き続けるので、コスモス同様に広い場所での景観づくりにも利用されています。
◆花言葉
・幼い恋心
花色の黄色が求愛の色であり、幼児の好む色であることからつけられたとされています。
・野生美、野性的な美しさ
夏にも強く、自制力も強いことから、このはな言葉の意味が付いたと言われています。
可憐なコスモスの中でもたくましさを表現できる品種です。
◆育てる際に気をつけたいこと
・育てる環境
日当たりと水はけのよいところであれば、土質もあまり選ばず、やせ地でもよく育ちます。
肥よくなところでは葉が大きく茂りすぎるくらいです。
低温や日照不足では生育が悪く、花つきもよくありません。
高温には強く、真夏も咲き続けますが、赤の色は出にくいこともあります。
・水やり
庭植えの場合はほとんど不要です。
タネをまいたときや苗を植えつけたときは、乾き具合を見て水やりをします。
鉢植えでは、過湿にならないよう注意し、用土が乾いたらたっぷり与えるようにします。
・肥料について
堆肥や腐葉土などを混ぜておけばほとんど不要です。
開花期間が長いので、鉢植えでは、元肥のほか、月に1回くらい置き肥を施します。
・病気と害虫
病気:うどんこ病、灰色かび病など
込みすぎや、風通しが悪いと発生することがあります。
害虫:アブラムシ
新芽や蕾に発生することがあります。
主な引用・参考元
・みんなの趣味の園芸