今日は7月29日。
アマチュア無線の日です。
日本アマチュア無線連盟によって、1973年に制定されました。
日付の由来は、1952年のこの日に、戦中に禁止されていたアマチュア無線が解禁され、全国の30人に無線局予備免許が交付されたことにちなむそうです。
そんな7月29日の誕生花は、
「ナスタチウム」
というお花です。
今日はこのナスタチウムについてご紹介します。
◆特徴
ナスタチウムは、南アメリカ原産のノウゼンハレン科ノウゼンハレン属の一年草もしくは多年草です。
日本には江戸時代に渡来しました。
名前の由来は、ラテン語のnasi(鼻)とtortium(ゆがむ)からつけられ、食べると、花や葉にピリッとした辛味がある事からつけられたそうです。
葉が蓮に似ていることから、蓮の漢字を使い金蓮花(キンレンカ)という別名がついています。
草丈は、3m近くにもなるつる性の種類や20cm程度の短い種類など大小さまざまな品種が存在しています。
葉は蓮のような丸い形をしています。
開花時期は5月から6月、9月から11月です。
一重、八重のものがあり、葉には斑が入る品種もあります。
バラのように春または秋に咲くため、長くお花を楽しめる植物と言えます。
花の大きさは5cmから7cmほどです。
花は長い花柄に1輪ずつつき、色は鮮やかな暖色のオレンジや黄色、赤と鮮やかな色合いのものが多いです。
観賞用として楽しまれているナスタチウムですが、近年は食用としても利用されていて流通もしています。
葉や花を食べることができるエディブルフラワーとしても重宝されています。
ピリッとした辛みがある葉や茎・花などをサラダにして食用にします。
◆花言葉
・愛国心、困難に打ち勝つ
丸い葉を盾に、赤い花を血に染まった鎧に見立てて、敵や困難に立ち向かう姿勢を表現しています。
・恋の炎
よく茂った緑の葉に映えて燃えるような炎の色に似たオレンジや赤の花色からつけられたとされています。
◆育てる際に気をつけたいこと
・育てる環境
水はけがよく、日なたを好みます。
ただし、極端な暑さは苦手としているので、真夏の間は明るい半日陰に移動させます。
寒さには弱いので、タネを秋にまいて育てた苗を購入した場合は、冬には日当たりのよい室内に取り込みます。
・水やり
鉢土が乾いたらたっぷり水やりをします。
過湿にすると、茎がひょろひょろと間のびするので、水のやりすぎは禁物です。
・肥料について
元肥として緩効性化成肥料を土に混ぜておきます。
鉢植えの場合は、夏を除く生育・開花中に、液体肥料を定期的に施します。
・主な病害虫
ハダニやハモグリバエが発生することがあります。
ハダニは葉裏につき、発生すると葉に白い斑点がついてかすり状になります。
多発すると、クモの巣状の網を張り、株が茶色くなって弱ります。
湿気が苦手なので、梅雨明け後の高温乾燥時期には葉裏に水をかけたり、発生を見たら薬剤を散布して駆除します。
ハモグリバエは通称エカキムシと呼ばれ、葉に曲がりくねった白い線が現れます。
葉内に幼虫やさなぎがいるので、指でつぶすか、葉ごと除去します。
主な引用・参考元
・みんなの趣味の園芸