今日は5月11日。
ご当地キャラの日と呼ばれるそうです。
ご(5)とう(10)ち(1)の語呂合わせにちなんで、日本ご当地キャラクター協会が5月11日に記念日を制定しました。
地域の活性化を目指し、ご当地キャラ同士の連携を深め、それぞれのローカルキャラクターを全国に発信していくことが目的です。
そんな5月11日の誕生花は、
「ディモルフォセカ」
というお花です。
今日はこのディモルフォセカについてご紹介します。
◆特徴
ディモルフォセカは、南アフリカ原産のキク科の一年草です。
「ディモルフォセカ」とは2つの形の果実を意味し、舌状花できるタネ(角張っている)と、筒状花にできるタネの、形状が異なることに由来しています。
早春から初夏まで咲き続け、6月ごろには枯れる秋まきの一年草です。
花の大きさは3~4cmで、ガーベラにも似た花をつけます。
ディモルフォセカ属には多年草の種類もありますが、日本で出回っているほとんどは一年草の種類です。
タネが大きくてまきやすく、成長が早いので、タネまき初心者にもおすすめです。
これによく似ているオステオスペルマムは、多年草として扱われています。
夜間や天気の悪い日は花を閉じる性質があります。
高温多湿に弱く、特に開花中に雨に当たると、枯れてしまいます。
原種のディモルフォセカ・シヌアタは、切り花として利用されています。
光沢のある花びらが、光に当たり輝く、太陽の下がよく似合う花です。
花色は黄色を中心にオレンジから白まであります。
色も形も鮮明なのでグラウンドカバーのアクセントやハンギングバスケット、鉢植え・切り花などに利用されています。
◆花言葉
・元気
降り注ぐ太陽の光を浴びて花を次々と咲かせることからつけられています。
・富、豊富
オレンジ、黄、白の金銀を思わせる花色の花が次々と華やかに咲くことからつけられたとされています。
◆育てる際に気をつけたいこと
・育てる環境
鉢植えは、9月中旬から3月までは日当たりのよい場所で管理します。
ただし、12月から2月は霜よけを行うか、室内に取り込んでください。
4月から6月上旬までは日当たりのよい場所でもよく育ちますが、半日陰で管理したほうが花を長く楽しむことができます。
庭植えは、軒下など雨が当たりにくい、日当たりと水はけのよい場所を選んで植えつけます。
12月から2月までは霜よけをしてください。
・水やり
鉢植えは9月から11月と、3月から6月は、土の表面が乾いたらたっぷり与えます。
12月から2月は、土の表面が乾いたら少量与えてください。
・肥料について
9月中旬から5月まで、緩効性化成肥料と液体肥料を施します。
液体肥料を施す目安は、2週間に1回です。
・病気と害虫
病気:灰色かび病
3月から6月に発生します。
発生を防ぐためにも、花がらと枯れ葉をこまめに取り除きましょう。
害虫:アブラムシ
春、新芽につきやすいので見つけしだい防除します。
冬の間に早めに防除しておくと、春以降の発生を抑えることができます。
主な引用・参考元
・みんなの趣味の園芸