BRZ

【意外とカンタン】86/BRZのサイドマーカー取り外し方法

天気がはっきりしない日が続いてますがいかがお過ごしでしょうか。
今回は私の愛車、スバルBRZのサイドマーカーと呼ばれている部品の取り外し方法を簡単にご紹介します。
取扱説明書にも記載がある本内容ですが、あまりにも簡素で逆に分かりにくいのと、かなり取り外しに難儀したので同じことやろうとしている方はもちろん、あー自分も苦戦したなぁと共感できる方も一読いただければ幸いです。
ウィンカー連動の電球も入っているところなので、電装系カスタムをしたい方(ほとんどこれ目当てに外すのですが)にもお役立ちコンテンツかと思います。
メーカーの取説が手元にあるとより分かりやすいかと思いますので、ある方はご用意を。
ちなみにここからもダウンロードできます。

目次
■サイドマーカーとは
■法規上のサイドマーカー
■BRZのサイドマーカー
■外し方の手順
■終わりに
■社外サイドマーカーの一例

■サイドマーカーとは

車の両サイドに取り付けられた灯火をサイドマーカーと呼びます。
保安基準でいうところの側方灯というものですね。
で、このサイドマーカーが一口に言ってもいくつか種類があります。
・フェンダーに装着されるウィンカーランプ(サイドターンシグナル)
側面をの視認性向上
・トラックとかの荷台に幾つも連なって装着されている灯火類
夜間の視認性を向上
上記は一例ですが、日本とアメリカだけでも違いがあるようで、目的もそれぞれ違いますので、本来であれば「サイドマーカー」という一言で括ることはできません。
日本では光の色や光量などが道路運送車両保安基準により厳格な取り決めされています。

■法規上のサイドマーカー

まず電球をLEDに変えたい方は要注意で、日本の場合はサイドマーカーがウィンカーと兼用になっていることが多く(BRZもその内です)、点滅タイミングなど細かく指定があります。
点滅回数は一分間に60回~120回で、抵抗値が適性でない場合ハイフラ(非常に早い点滅)になるなどで車検が通らなくなります。
ただし、これは適切な抵抗値のLEDバルブを入れれば問題なく車検にも通ります。
また、W球と呼ばれる点滅の際に完全に消灯しないタイプのサイドマーカーがあります(USだと標準)が、これは日本ではNGです。
以前私は輸入車のゼファー1100というバイクに乗っていて、これで一度車検に引っかかりました。
中古バイクあるあるですが、そんな状態で販売するなやって話。

■BRZのサイドマーカー

話が逸れましたが、本題に入ります。

これがBRZのサイドマーカーです。
平行四辺形?みたいな形していますね。
BRZのサイドマーカーは、フロントバンパーのホイールハウス近くに取り付けされています。
うまくデザインの中に入れ込んである印象でグット。

■外し方の手順

さて取り外します。
サイドマーカーを取り外すためには、ハウス内の前方泥除けカバーを外してアクセスする必要があります。
ここまでは説明書見ても分かる話なのですが…
クリップで計4箇所留まっているのでプラスドライバーを用いて外します。

90度くらい回転させれば良いだけなので、マイナスドライバーでも爪でもやろうと思えば外せます。
で、外すと裏側が見えるようになり外せるようになるのですが…

手順通りやると写真の赤丸部分のAと書かれた金属の爪をマイナスドライバーで押すと取れるそうなのだが…
取れない!
どうやらかなり力強く押し込まないと外れないらしく難儀しました。
丈夫かつ細いマイナスドライバーを使うことをお勧めします(力が入りやすいものだと尚よし)。
外し方のコツは、爪の中央というよりは、マイナスドライバーをやや車両の外側に向けて力強く突き刺すように爪を押し込むように作業するとヌルッと取れます。

なんとか外すとこんなユニットで外れます。
爪は全て金属製で3箇所ありました。

ちなみに写真では既に外してしまっている上、LED化してますが、電球が入っているケーブルとの切り離しは少しねじることで外すことができます。
純正はウェッジベース電球?が入っています。
このお作法はクルマDIYやる人ならもはや常識なはずし方ですが。
で、電球やサイドマーカーユニットを交換したら外した逆の手順で組み付けます。
逆は押し込むだけなのであっという間に終了。

■終わりに

やることは単純なのですが、構造を目で見て把握するまでは作業に毎度難儀するのがクルマDIY。
でも自分のクルマは自分でいじりたいし、誰よりも知っていたいというのがクルマが好きってことだと思ってます。
チョコチョコこのブログでもクルマいじりのお役立ち情報を紹介していきますので、良ければ引き続きお読み頂ければ幸いです。

■社外サイドマーカーの一例