今日は11月4日。
ユネスコ憲章記念日だそうです。
1946(昭和21)年のこの日、ユネスコ憲章が発効し、国連教育科学文化機関(ユネスコ)が発足したことにちなみます。
日本は1951(昭和26)年7月2日に加盟しました。
そんな11月4日の誕生花は、
「クロッサンドラ」
というお花です。
今日はこのクロッサンドラについてご紹介します。
◆特徴
クロサンドラは、南アジア原産のキツネノマゴ科ヘリトリオシベ属の多年草です。
独特の漏斗のような形の花姿から、別名漏斗花(ジョウゴバナ)とも呼ばれます。
ギリシャ語のクロッソス(房飾り)とアネラ(雄)が語源で、房飾りのある雄しべを意味していて、雄しべの形が由来となっているそうです。
日本には大正時代の1912年にやってきたので、日本で見られるようになってから100年以上の割と長い歴史を持つ花です。
ワックスがかかったような光沢のある葉が特徴です。
葉の付け根から茎をのばし、小さなうろこ状の花を重ね合わせたような花を咲かせます。
開花時期は5月下旬から10月下旬です。
花はオレンジ色が一般的ですが、黄色や赤みが強いオレンジ色のタイプもあります。
花穂が上に立ち上がっていく咲き姿と、鮮やかなオレンジ色の花びらは、美しい炎のように見えます。
夏の定番と呼ばれるほど、花壇でガーデニング材料としてよく使われています。
そのため「サマーキャンドル」という別名も付いています。
◆花言葉
・理想の美
つやのある濃緑色の葉に映えるキャンドルのような花の美しさからつけられました。
・虚飾
オレンジ色の花が麦の穂のような緑色の苞(ほう)を飾ってきらびやかに咲くことからつけられたそうです。
・仲良し
手を広げたような花が重なり合って花穂のまわりを囲んで咲く姿からつけられたとされています。
◆育てる際に気をつけたいこと
・育てる環境
日なたから半日陰の場所で管理しますが、夏の強い直射日光は避け、それ以外の季節は日当たりのよい場所で管理します。
春から秋に庭植えする場合は、水はけのよい場所に植えてください。
・水やり
鉢土の表面が乾いてから与えます。
蒸れや過湿に弱く立ち枯れを起こしやすいので注意してください。
また古株の場合は根が太くなるので乾燥に強くなります。
庭植えにした場合は、雨が降らずに土が乾燥した場合のみ水やりをしてください。
・肥料について
春から秋の成長期に緩効性化成肥料の置き肥を規定量施してください。
・主な病害虫
カイガラムシが発生することがあるので、注意してください。
主な引用・参考元
・みんなの趣味の園芸